身体的暴力の体験談・事例
◆私の髪の毛を引っ張ってひきずり回したり、け飛ばしたり。それで、私はもう動けなくなって、警察を呼ぶこともできなくて。外にもひきずり出されたりして。「このまま死ぬような事をされて、それで死ぬんだ」と思いました。それが一番怖かったことです。(30代)
◆カーッとしてくると、私の胸ぐらをつかむんですよ。そして何かわめきながら、壁とかにガンガンぶつけるんです。座ってる時だと、いきなり押し倒されて同じようにやられるんです。そんな時は、「あ、殺されるかもしれないな」っていう恐怖が、やっぱりあるんですよ。(50代)
◆手を出し始めたと思ったら、今度は私の髪の毛を引っ張って、引き回して。そうするうちに首を絞めてきたんです。私が首に巻いたスカーフでギュウッと絞められて・・・。もうその時、私も「終わった」と思ったんです。相手が手を外した途端に、ウーッと息を吹き返した事に、自分で気がついたんですよ。(60代)
◆あたしが、何かいろいろ言った時、締めていたベルトを引っ張って抜いて、そのまま叩かれました。それでベルトのバックルに当たって、頭の上が切れて3針ぐらい縫いました。(30代)
◆最初に受けた暴力の頃からだんだんにひどくなっていって、最終的には刃物を持って脅されるという状況でした。この先は命の危険が考えられましたし”子どもを連れて飛び降りたらラクになる”というような、そういう状況まで追いつめられてました。(40代)