精神的暴力の体験談
◆毎日のように「能なし」「お前は何をしても稼げないんだ。偉そうなことを言うな」「お前はアホなんだから」というふうに言われます。けっこう自信をなくしましたね。(20代)
◆一切外と連絡をとれないようにされていました。自分が出掛けている間は、私に携帯電話を持たせて「今どこにいるんだ」と四六時中監視する。約束した時間に家に戻らないと「浮気していたんじゃないか」「誰と会ってた?」「どういう話をした?」と疑います。だから、子どものことで学校に行くのも、子どもを公園に連れて行くのも一切ダメなんです。とにかく動きを全部封じられることがずっと続きました。(30代)
◆うちは”言葉の暴力”がひどかったです。私の成育歴・家族・実家の仕事などを悪く言ったり、私の欠点について延々と説教したり・・・。自分が疲れ切って何を言ってるのかわからなくなるまで、子どもも含めて、何時間でも拘束して、ひどい言葉を言い続けていました。(50代)
◆新聞の勧誘が来て話しただけでも、その人が帰った後、「やつと昼間、何かあっただろう」と言われたり、よそから電話が来ると外線を聞いて「誰からの電話だ」と言われたり・・・。ちょっとごみ出しに行っても、「子どもを連れて行け」って言うんですよ。私が1人でごみを置きに行くと、また確かめに行くんです。(40代)
◆うちの夫は「拳銃だって何だって買えるんだぞ」というようなことを言って脅かします。1度怖いと思うと、何をやられても怖くなります。逃げたくたも子供もいるし、監視もされているし・・・その頃は本当に地獄でした。(30代)
◆私の実家に「火をつけて車で突っ込むぞ」「めちゃめちゃにしてやる」ということは、暴力のたびに怒鳴っていました。(50代)
◆生活費として光熱費分ぴったりのお金はくれるんですけど、食費やその他のお金はくれないので、自分が独身の時に貯めていた貯金でまかなっていました。(20代)
◆1ヶ月数千円しかもらえなくて「居候だ」と言われました。「私が働いて、そのお金全部渡してるでしょ」と言っても、「家の中では何もしないから、居候だ」と言われました。(40代)
◆全部管理されていて、お金も一切持たせてもらえなければ、着るものについてもまったく自由がない。相手の都合のいい時だけ、私に「何か好きなものでも買え」と言ってお金をくれるけれども、私の自由になるお金は何もない。(20代)